コロナ渦で控えていた院内勉強会を、本日久しぶりに行いました。
「治療中の緊急時への対処」について」、麻酔専門医としてお世話になっている
久保浩太郎先生よりレクチャーをいただきました。
歯科治療は、お口の中で細かな器具を使用しますし、お水を一定時間溜める状況が
どうしてもあります。そのため誤飲・誤嚥の危険性が常につきまとっています。
また、緊張により普段より血圧が上がることが多いため、麻酔を使用する治療や
出血を伴う治療時、高齢者や持病のある方は特に注意が必要です。
急に気分が悪い息が苦しいなど、万が一予期せぬ事態が起こった場合、慌てず適切な
対処を行うことは医療従事者としての義務であり、そういった場合に備え、
このような知識を得ることは大変重要と思いました。
これまでの歯科治療で体調を崩された経験のある方、持病のある方、
アレルギー体質の方など不安のある方は、必ず事前にお知らせください。
必要な場合は内科医や麻酔専門医と連携をとり、安全に治療を行えるよう
努めますので、ご協力をお願いいたします。